今須とは?

はじめまして、 今須です。

岐阜県不破郡関ケ原町大字今須は、 岐阜県の西の端にある山あいの小さなまち。 お隣はもう滋賀県という場所にあります。  

古戦場のフリしてました、 ごめんなさい!


「あの、天下分け目の関ケ原ね。」

「教科書に載ってた(笑)」なんて言ってもらえますけど・・・。 実は、関ケ原の戦いにはほとんど関係がありません。 徳川家康が腰掛けた石・・・があります。でも、それしかありません。  

花粉症の方、 ごめんなさい!

杉とヒノキの茂る林に囲まれています。 花粉症の方には耐えられないかもしれません。  

都会の味に憧れてます、 ごめんなさい!

コンビニもマクドナルドも遠いです。 コンビニまでは徒歩1時間以上。最寄りのマクドナルドには車で30分以上かかります。 シェイクのお持ち帰りはとてもできません。  
でも、実は結構すごいんです。 

そこにもここにも、 至る所にある歴史の痕跡

関ケ原の戦いなんてまだまだ最近。1400年近く前の壬申の乱の舞台です。 しかも、中山道の宿場町で、東海と関西を繋ぐ交通の要所だったんです。 住む人が気がつかないほど自然に、その頃の面影を残す古い建物や、 いにしえの旧跡があっちこっちにあります。  

気候とご先祖様が育んだ、 日本有数の美しい杉林

一見、どこにでもある杉林。 実は奈良県の吉野と並んで日本を代表とする杉林として有名です。 海外の冊子にも取り上げられて国内でも研究の対象として注目されている、 僕たちのご先祖様が手をかけて丁寧に育ててきた美しい山林なんです。 古くから重宝されて来た銘木「今須杉」は、今須の気候と、 ひとの手で繰り返される枝打ち・間伐から産まれます。  

少し前まで当たり前だった ”贅沢”がある場所

便利さの代わりに、他所がなくした、“当たり前の”贅沢があります。 満天の星空。頂上まで見上げることができる伊吹山の眺め。清らかな湧き水。 四季の移ろいを感じられる自然。削りたての木の放つ清々しい香り。 何よりも、ひととひとの“ぬくとい”心の繋がり。 出会うひと、出会うひとが声を掛け合い、笑顔を交わす毎日。 伊吹おろしが吹き付ける冬には、家族、仲間で集まり団欒を。 ここにはちょっと前にはどこにでもあったはずの、贅沢な毎日がまだ息づいています。   どこにでもあるように見えるけど、
知れば知るほど深くなる場所、今須。
来た人だけがわかる、当たり前の贅沢があるところです。

この記事を紹介する